BTC Core : macOS

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Spectorというウォレット・アプリを使うにはフルノードへの接続が必要ということで、 勉強の一環として、BTCのフルノードをMacOSにインストール、試してみました。

インストール

ついでと言ってはなんですが、Bitcoin Coreと一緒にTorもインストールします。 Torでネットワークに参加することで匿名性を確保することができます。

$ brew install bitcoin-core tor

Torのインストールについては こちら を参照のほど。

アプリを起動すると同期が始まります。

bitcoincore start

Peerは後々Tor経由に変更しますが、通常時にはこのように同期先のIPアドレスが見れます。 (見られているということでもあります)

bitcoincore peer

設定はいくつか、設定画面からも行えますが、設定ファイルをいじってしまうのが楽だと思います。 (プルーンはオフにして、Torの設定をする)

bitcoin Core Option

設定ファイルは $HOME/Library/Application Support/Bitcoin/bitcoin.conf にあります。設定画面より呼び出すこともできます。

以下のように編集します。

# run server - Accept command line and JSON-RPC commands. This allows other wallets to interact with Full Node.
server=1

# No incoming connections allowed.
listen=0

# Node will only route through Tor network. Important for Privacy.
onion=127.0.0.1:9050
listenonion=1
onlynet=onion
proxy=127.0.0.1:9050
proxyrandomize=1

BTCCoreを終了して、まずはTorサービスを起動します。

% /opt/homebrew/opt/tor/bin/tor

セッションが確立するまで少し待って、 BTCCoreを立ち上げます。 以下のようにTor経由でノードと接続・同期されます。

bitcoincore peer

同期時間はネットワークの太さによって変わってきますが、数日から1週間弱かかります。

まとめ

ただよくよく考えると、MacBookの内蔵ストレージは高価だし、容量を消費する割には利便性は低いかも。 ノマド・ノードとして外付けのSSDを買ってそちらにファイルを置いておくのも手ですが、、 海外へ移住するとかになったら持って行くかな。。

あまったMacMiniなんかがあったら動かしても良いかもしれませんが、 疑問符はいっぱいつきます。 ここまでやる人ならば、追加費用がかかってしまいますがRaspberryPiを使ってUmbrelなりRaspiBlitzを運用した方がお手軽な感じもします。

でもまぁ〜〜、思ったより簡単に構築できるものでちょっと驚きでした。ご参考まで。

参考:


更新履歴

  • 2022-03-06:インストールしてまとめてみる。運用に関してはちょっと保有。

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🌷 sat ⚡️ goozenlab@getalby.com
🌻 bitcoin : bc1qge9sxfcmfqzdzx8nj8gc28wd57enqz0l7cus0d

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