すでにDebianとManjaroで利用中のBTRFSパーティションに あらたにArchを追加・新規インストールした際のメモ。
自分の作業メモとして残す。
インストールメディアの作成はお馴染みのEtcherを使う。
Thinkpad T480sを使っているので、ネットワークケーブルをつなぎ、 起動後F12を押しブートメニュー、USBスティックで起動。
自動でログインされる。
root@archiso $
サブボリュームの作成・マウント
すでに、BTRFSでのフォーマットがされているので、 パーティションをマウントしてArchのためのサブボリュームを作る。
root@archiso $ mount /dev/nvme0n1p5 /mnt
root@archiso $ btrfs subvolume create /mnt/@arch
※ ちなみに削除は
btrfs subvolume delete /mnt/@arch
、パーティションのフォーマットは
mkfs.btrfs -L "Linuxes" /dev/nvme0n1p5
/homeと/var/cacheは共有しているので、 すでに @debian, @manjaro, @cache, @home がある。
root@archiso $ cat /mnt/@manjaro/etc/fstab
でマンジャーロで使っているマウントオプションを表示しておく。
そして、マウントを解除、必要なディレクトリを作成、インストール先をマウントする。
root@archiso $ umount /mnt
root@archiso $ mount /dev/nvme0n1p5 /mnt -o rw,noatime,compress=lzo,ssd,space_cache,commit=120,subvol=@arch
root@archiso $ mkdir -p /mnt/home
root@archiso $ mkdir -p /mnt/var/cache
root@archiso $ mount /dev/nvme0n1p5 /mnt/home -o rw,noatime,,,,,subvol=@home
root@archiso $ mount /dev/nvme0n1p5 /mnt/var/cache -o rw,noatime,,,,,subvol=@cache
root@archiso $ mkdir -p /mnt/boot/efi
root@archiso $ mount /dev/nvme0n1p1 /mnt/boot/efi
インストール作業
エラーが出たので、Keyringをリフレッシュして、ミラーを選択。 vimは入っていない、インストールされているnanoの使い方が分からん+日本探しがちと面倒。 (ALT+6でコピー、CTR+uでペースト)
root@archiso $ pacman -Sy archlinux-keyring
root@archiso $ nano /etc/pacman.d/mirrorlist
ベース・システムをインストール。とりあえず、ノーマルのカーネル。 (血をみる環境にするつもりならlinux-zenかな。)
root@archiso $ pacstrap /mnt base base-devel linux linux-headers
fstabを書き込み、subvol表記がダブるので修正。
swapは後から追加する。
swapon /dev/nvme0n1p10
で有効にできたかも。
root@archiso $ genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
root@archiso $ nano /mnt/etc/fstab
システムの基本設定
root@archiso $ arch-chroot /mnt
root@archiso $ pacman -S vim
nanoもviもないのでインストール。 私はvim、お好みでnano。
ロケーション、ハードウェアクロック、ホスト名の設定。
root@archiso $ ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
root@archiso $ hwclock --systohc --utc
ロケールの設定
root@archiso $ vim /etc/locale.gen
root@archiso $ locale-gen
root@archiso $ echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
root@archiso $ export LANG=en_US.UTF-8
root@archiso $ echo guiness > /etc/hostname
root@archiso $ vim /etc/hosts
127.0.0.1 localhost
::1 localhost
127.0.1.1 guiness.localdomain guiness
BTRFSのための調整
root@archiso $ vim /etc/mkinitcpio.conf
52行目:HOOKS=( base … -fsck, +btrfs)
root@archiso $ mkinitcpio -P
ユーザーとパスワード
パスワードとユーザーの設定、wheelユーザーにsudoの権限を与える。 viがないと怒られるたら、vimにシンボリックリンクをはる。
root@archiso $ passwd
root@archiso $ useradd -m -G users,wheel,storage,power,network -s /bin/zsh -c "NAME" jin
root@archiso $ passwd jin
root@archiso $ passwd visudo
EFI ブートマネージャー
ブートマネージャーGrub関連のインストール
root@archiso $ pacman -S btrfs-progs dosfstools efibootmgr grub
root@archiso $ grub-install --target=x86_64-efi --efi-directory=/boot/efi --bootloader-id=arch
設定の書き出し。
root@archiso $ grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
有線LAN設定
有線の設定ファイルを作成する。
root@archiso $ vim /etc/systemd/network/20-wired.network
[Match]
Name=enp0s31f6
[Network]
DHCP=ipv4
ipアドレスは取れたけれどDNSの設定は他のところする必要がある。 ルーターのDNSアドレスをとりあえず加える。
root@archiso $ vim /etc/systemd/resolved.cof
DNS=10.10.10.10
そしてサービスを登録しておく。
root@archiso $ systemctl restart systemd-networkd.service
root@archiso $ systemctl start systemd-resolved.service
でとりあえず、ネットワークに繋がる。ネットワーク関連は鬼門。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Systemd-networkd
終了
マウントを解除して終了。
root@archiso $ exit
root@archiso $ umount /mnt/boot/efi
root@archiso $ umount /mnt/var/cache
root@archiso $ umount /mnt/home
root@archiso $ umount /mnt/
root@archiso $ reboot
とりあえず、ベアメタル環境ができあがる。
wifiとzfsはdkmsを使う。