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パイ・スワップの増量

さて、パイ・メモリーが弾けんばかりパツパツです。 インストール時に「メモリーを割り当てることができません」とのエラーや、ちょっとしたタイミングでハングアップする様になりました。CPUへの負荷はそれほど高くないので、ちょっともったいない。。

Pi 3A+ Monitoring

持ち出しサーバーを計画中で色々お試しを含めて検証中で、 運用中のアプリが以下

になります、限界にチャレンジというか、なんというか。

さて、 パイでのスワップ設定は、 多分microSDへの負荷を考えてのことでしょうが、 100MBと控えめな設定になっています。必要があれば自動的に増えていくと思っていましたが、 そうではなく、ハングアップしたりストールしたりします。 今の状態では問題があるので、 通常のLinuxのようにスワップのサイズをメモリーと同量に変更したいと思います。

dphys-swapfile

Raspbianでは、スワップは別のパーティションで分けられているわけではなくて、 dphys-swapfileというソフトで管理されています。

スワップのオン・オフなどをこのコマンドで行います。

ちなみに、スワップファイル自体を無効にする方法は以下、

pi@raspberrypi:~ $ sudo systemctl disable dphys-swapfile
pi@raspberrypi:~ $ sudo dphys-swapfile swapoff

にて可能です。 起動時にオンになってしまうのでサービスも止めます。

さて、サイズの変更方法ですが、こちらは設定ファイルをいじります。

pi@raspberrypi:~ $ sudo vi /etc/dphys-swapfile

#CONF_SWAPFILE=/var/swap
CONF_SWAPSIZE=100
#CONF_SWAPFACTOR=2
#CONF_MAXSWAP=2048

4つの項目を有効化・設定変更することができます。

  • スワップファイルの位置
  • スワップサイズの変更:容量の指定
  • スワップサイズの変更:メモリーに対する倍数
  • スワップサイズの最大値

サイズを直接設定してもよいけれど、 SDカードをパイ3Bに差し替えたりもするので、 CONF_SWAPSIZEをコメントアウトして、メモリーと同量に値する倍数=1に変更しました。

#CONF_SWAPSIZE=100
CONF_SWAPFACTOR=1

編集後再起動、少し使った後の割り当てはこんな感じになります。 ちょうど、初期設定の100MB時より少し必要な状態だった様です。 様子を見て必要最低限に変更するかな。

pi@raspberrypi:~ $ free -h
              total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:          430Mi       258Mi        47Mi        19Mi       124Mi       102Mi
Swap:         439Mi       137Mi       302Mi

Pi 3A+ Monitoring

動作も少し落ち着いた様に思えます。 microSDへの負荷が増えてしまうのが心配ですが、当分これで運用して行ってみたいともいます。 ソフトウェアもあと幾つかインストールするつもりです。

microSDへの書き込みを抑えることもできるので、そちらも調整します。 こちら、Swapinessの変更 でハッピーになれます。ご参照にほど。

参照(ありがとう): https://a244.hateblo.jp/entry/2016/12/12/010429

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