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CPUコア数を調整
そろそデビアンXことBusterのリリースが近づいてきましたね。SBCへの対応もされるということで楽しみです。でも、何か他の発表もあったような。。おっ、Ryzenの販売だったわ。。
さーて、パイで運用のサーバー機。 とりあえず再構築・検証中の中途半端な状態ですが、pihole、polipo+ziproxy、syncthingと遅くて使い物にならないNFSサーバーが常時動いてます。
パイ・ゼロ、現状では問題無いのですが、LAMPの環境をインストールしたりするとシングルコアだと少し心もとなくなります、 しかしB・パイのクアッドコアでLAMPの環境を使ってみた感じは個人ユースなので若干オーバースペック気味な感じがありました。
ちょっといじれないかなと思って調べてみると、数値を入れ込むことで、コアをオフにできると出てきました。が、、
$ echo 0 | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu2/online
パーミッションエラーで書き換えられません。というかファイル自体もありません。 それらしきファイルを見つけるも、書き換えは同様にパーミッションのエラーが出ます。
bash -c 'echo "0-1" > /sys/devices/system/cpu/online'
で、諦めようと思った矢先に見つけました。
解決法
こちらにみごとな解決方法が載っていました。 いたってシンプルでRaspbianらしく**/boot/cmdline.txt**をいじります。
Deactivate Cores: https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=29&t=99372
Dualコアで運用するには/boot/cmdline.txt
に
maxcpus=2
を加えることで2コアで動きます。数値(1から4)を変えることでコア数を指定でき、 変更後再起動で指定のコア数で動作します。 ただ残念ですが起動後に動的に変更はできないみたいです。
バッテリーで動かすことになるので、気になるのが消費電力。 シングルコアのパイ・ゼロと4コアのパイ・3Bはほぼ倍の違いがありました。 その間くらいで収まってくれれば御の字。
後々検証してみます。