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スマホのバッテリー管理
バッテリーは充電するたびに劣化します。 理想的なのは過充電をしないこと、 40%〜50%くらいで使い回せれば一番ということですが、 実際の使用を考えたらあまり現実的ではありません。
LinuxマシーンではバッテリーをコントロールするのにTLPというソフトウェアがあります。 電源アダプターをつないでも充電は80%までで止めたままにしておき、 外で使うなどをしてバッテリーが40%を切ったら充電を始めるというようなサイクルを設定、 管理することができます。
Android端末でもRoot化する必要がありますが、同じようなこと(完全に同じでは無い)を行うことができます。
多分、グーグルストアにも近いものは出ていると思いますが、 F-Droidにて2つのオープンソース・アプリがダウンロードできます。
シンプルなアプリで設定も一つ。ちょっと古いけど、Battery Charger Limitと
機能が豊富なACCA、温度の設定や、車載時や出張時などいくつか設定を作っておけます。
そして、オープンソースのアプリではありませんが、 グーグルストアにあるAccuBattery(定番)も優秀なソフトでバッテリーの現状を把握するのに良いソフトです。
一緒にインストールしておきましょう。 これで理想のバッテリー環境?を作り出すことができます。
夜に充電し朝に100%、帰宅時に35%残りとかが通常ならば、 充電のMAXを75%(低ければ低いほど良い)にしておけば バッテリー的にはかなり優し環境を作ることができます
使い方は個人差があるので一概にこれが良いとはいえませんが、 端末の使用状況を見て設定してください。
ただし、両アプリとも上限設定に達したら充電は終了しますが、 チャージャーにつながっていても放電が開始されます。 ちょっとトリッキーで、もし夜中に充電完了したら、 朝にはバッテリーが消費された状態になりますので注意しましょう。
そしてチャージャーにつなぐと上限設定以下であったら充電がスタートされます。 チャージャーを繋いだままにした状態で開始%まで落ちたら再び充電を開始します。 (この辺りがTLPと違うところで戸惑いました。)
Battery Chager Limit
私の携帯利用はそこまでヘビーでは無いし、 数時間で充電されるようなので上限設定を80%、 再チャージを60%(何もしなければ20%消費するには数日はかかる) に設定しています。
Battery Chager Limitはアラーム通知機能はないので、 AccuBatteryで80%(デフォルトだったような気も、、)に設定しておけばアラームが鳴ります。
ACCA
ACCAではバッテリーの温度など事細かな設定をいくつか作っておくことができます。 車載時や、仕事時など環境に合わせて切り替え可能です。 (下記のフルサイクル設定も可能)
使用例:
車に端末をつないでナビとして使う時など、ず〜〜と100%にしておくとバッテリーには良く無いです。
- Stop(上限): 80%、 Resume(再充電): 70%
にしておけばバッテリーには優しいですし、温度調整もできます。
会社で繋ぎっぱなしのときは:充電上限75%、再充電60%というような設定を保存しておくこともできます。
と、いう感じで使いたっかのですが、わがシャオミのマックスではうまく動作しませんでしたので、 上記のBatteryChargerLimitを渋々使っています。
見つけた時は「やった」と思ったんですけどね、、残念。
おまけ:月に一度のフルリサイクル
1ヶ月に一回、フルリサイクル(0%まで使って100%まで充電)をするのが良いとされます。
面倒+不必要だということも聞きます。 ただ経験上、バッテリーの容量があるのに突然終了したりするようなことがあったりもするので、 まぁ、数ヶ月に1回は行った方が良いかなと。。
ただし使い切って長時間放っておくとバッテリーが死んでしまうかもしれないので要注意です。
最近の端末はもう十分すぎるほどの機能があって、格安SIMも市場に溢れてきました。 デジタル・ウェイストなんて言葉も出始めてますので、 大事に端末を使っていきましょう。
※ちなみにRoot化をする作業は端末によって面倒であったり簡単であったりしますので 調べてみてくださいね。