FreeNASをThinkpadX230にインストールする。
NASのオープンソースプロジェクトです。こちらは、FreeBSDがベースになっています。
FreeNAS自体も今年にメジャーアップデートが控えTrueNASに名前が変わるそうです。 ビジネスで使うにはFreeの文字が入ると印象が変についてしまうそうです。
Thinkpad X230にはネットワークポートもついているし、USBポートも3つ。 内部ディスクにはDebianをWindowsが入っていますので、 外部USBメモリーにシステムをインストール。
バッファローのMicroUSBリーダーを使いました、 ちょっと眩しいですけれど、アクセスランプがあるのが良い。
MicroSDはパイで使い回していたSandiskものを利用。
X230を使っていない時に代わりに動かす、 常時サーバーではなくてテンポラリーな使い方で利用します。
ハードウェア
ちょっと、金欠な感じあるので、手元にある機材を使って作りました。 (ちょっと中途半端なもので溢れている)
X230にはイーサーネットポートもUSB3もついているので個人ユースであれば、 25MBくらいしか出ていませんが、こんなんで良いのかなと思ってます。
ケースはディスクが2つ入るアルミのVantec社のケースをアマゾンで買ってます、 なかなか作りもよくおすすめです。
- Thinkpad X230
- Core i5
- RAM 16GB
- HDD Case
- 1.5TB HDD
- 128GB ThinkpadT480sに付いていたSSDを流用
Corei5とRAMはMacBookProで使っていた16GB。 家庭で使うには必要十分なスペック。
USB3のポートは青色ポート、黄色ポートはUSB2のようです。
結局、 1.5TB-HDDと 160GB-SSD を使って 本来ならミラーリングで使いたかったのですが、 1.5TBのハードディスクは市場から消えてしまって、 わざわざ2TBのディスクを買うのも気が引けたので、 シングルディスクで運用します。
ゆくゆくは、4TBのミラーリングにでもするかな。。
ファイル自体も消したり無くしたりで、そんなにたくさんは無いし、 非常に重要なファイルは、別のディスクにも落として置いてるので、 まぁ、24/7サーバーではないので大丈夫でしょう。 まぁ、壊れても、痛くはないと思う。
インストール
インストールは他のLinuxなどと同じく、
- Imageを落としてきて
- 焼いてブートして、
- インストール先を指定して終了。
NASなので、ネットワークが認識してくれればスムースにインストールができます。 X230では引っかかりなくことなく終了。パスワードの設定が必要だったかな?。。確か。。
ブート時にF12を押して起動ディスクを選択します。 USBメモリーを指定して起動。ダァーーと文字が流れます。
IPが表示されるので、ネットワーク内の他の端末からアクセス
root:パスワード
でログインします。
ディスクの設定
さて、
プールはシングルディスク、たぶん追加もミラーイング化もそんなに難しくはないと思います。 キャッシュにSSDを使って高速化を試みます。
まずはディスクの設定、 1.5TBにてプールを作成します。
名前はzhomeにしました。
そして、SSDをキャッシュディスクとして使うための設定を行います。 使っていないThinkpadに付属していた128GB SSDを ハードディスクケースに入れて利用します。
ネットを見る限り、効果はあまり無いようなことが書かれていまいしたが、 転送の速度が倍近くなりました。
NFSの設定をします。
マックからアクセスするとパーミッションでエラーが出てしまうので、 NASのShellモードに入って パーミッションを書き込み可能に編集しました。
おまけ
パーミッション諸々があると思いますが、 良いところは、ハードディスクをNAS抜いて、MACにつなげると、ディスクを読み込むことができます。 (OpenZFSをインストールしている必要があります)
ネット環境で思ったほどスピードが出ない時使える。と、試してはいませんが、できると思います。