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ディスクユーティリティでソフトウェアRaidを構築:MacOS編

Software Raid on DiskUtility

持っていたファイルサーバーのハードが壊れていくつかのハードディスクが行き場なく手元に残ってました。 信頼失墜なので同じファイルサーバーを買ってリカバリーするつもりもなかったので、バックアップももうひとつあったので、余ったディスクを使ってソフトウェアRAIDを組むことにしました。

二つもしくはそれ以上のなるべく同容量のディスクを用意します。両方ともフォーマットしておきます。 DiskUtiliyのメニューよりRaid アシスタントを選択します。

Software Raid on DiskUtility

RAIDのタイプを選びます。バックアップ用で2台での運用なので、ミラーリングのRAID1を選択しました。 (3台以上での構築の場合でのRAID(ストライピング+パリティー)がないのがちょっと残念かな。)

Software Raid on DiskUtility

使用するディスクにチェックマークを入れます。 Software Raid on DiskUtility

そして、ボリューム名(後でも変更可能)とファイルフォーマットとチャンクサイズが選択できます。 ちょっと古いMacOSやLinuxでもアクセスするかもしれないので、HFSでフォーマットします。 チャンクサイズは動画や大きい写真などを置いてならば、サイズを大きくすると良いパフォーマンスが得られるらしいです。

Software Raid on DiskUtility

そして、次へ、構築にはそんなに時間はかかりませんでした。

Software Raid on DiskUtility

Software Raid on DiskUtility

注意 アップルのソフトウェアRAIDでは残念ながらOpenZFSのように片方だけでしばし運用し、 つなぎ直しでリビルドとは行かないようです、整合性が取れず同期が取れなくなりエラーになります。

一方のディスクがちょっと古く割と酷使してきているので先々ちょっと不安。 試しにディスクを交換(厳密にはRaidの片一方のディスクに問題が起き、再フォーマットしてつなぎ直す作業)してみました。

Software Raid on DiskUtility

プラスボタンで追加するディスクを選択して、リペアーボタンをクリックして再構築が開始します。終了後に問題のあるディスクをマイナスボタンで取り除きます。

Software Raid on DiskUtility

ただ2つのハードディスクを繋げるのに、USBハブがないと左右のUSBポートを使わなければいけないのがちょっと面倒かな。。

一台に全てのファイルを置いておくのはちょっと心配だし、2つのハードディスクがあれば簡単に構築できるので私のようなあまり大きいファイルが無いユーザーであれば利便性は高いと思いました。

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