| tags:raspberry pi categories:server
LMAPをインストール
ラズベリーパイ・サーバーにLAMP環境をインストールしました。 Wordpressなどのサービスなどを使うのに必要です。
LAMPとは(Linux+Apache+MySQL+PHP)の略称。 インストールするソフトウェアは、ウェブサーバーはNginx、MySQLは名前を変更されたmariaDB。PHPは機能も豊かになったと言われる最新のv.7.3にします。
- Linux: Ubuntu 18.04 LTS arm64 (とりあえず)
- Apache: Nginx
- MySQL: mariaDB
- PHP: php7.3
MariaDB
開発者の娘さんの名前から来ているそうです。ルートのパスワード設定を求められることもなく、あっさりインストール終了。パスワードなしでルートにてデータベースにログインできるのはローカルホストからだけという仕様になっているそうです。必要があれば変更してください。
$ sudo apt install mariadb-server
Nginx
エヌジンクスと読むそうです。ヌグゥインクスとかではありません。 (Gnomeもそうだけど、オープソース業界では読み方が厄介〜。)
最新のmainlineを追うことも考えましたが、個人使用ですので、まぁそのまま。 こちらも、色々と追加パッケージがインストールされましたが、何事もなく終了。
$ sudo apt install nginx
設定ファイルは、sudo vi /etc/nginx/sites-enabled/default
phpを使うのに設定を少しいじります。
location ~ .php$部分のコメントを外し、phpはバージョン7.3をインストールするのでphp7.0-fpm
をphp7.3-fpm
に変更します。
$ sudo vi /etc/nginx/sites-enabled/default
index index.html ***index.php*** index.htm index.nginx-debian.html;
location ~ \.php$ {
include snippets/fastcgi-php.conf;
# With php-fpm (or other unix sockets):
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php7.3-fpm.sock;
}
Php7.3
Php7.3はdebianバスター10ではパッケージに導入されましたが、Ubuntuのデフォルトのパッケージには含まれていませんので、php7.3のレポジトリー ppa:ondrej/php
より拝借します。
$ sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php
$ sudo apt install php7.3 php7.3-fpm php7.3-cli php7.3-curl php7.3-mbstring php7.3-json php7.3-intl php7.3-gd php7.3-mysql php7.3-xml php7.3-opcache
上記のインストールパッケージはTT-RSSをインストールするためのものです。 使用するサービスによって少し違うかもしれませんので都度変更のほど。
パッケージの
opcache
は有効化されていないのでPHPの設定ファイルをいじります。opcacheの設定はかなり下の方(1800行位?)です。下記3つのラインのコメント;
を取り払き有効化します。
$ sudo vi /etc/php/7.3/fpm/php.ini
;opcache.enable=1
;opcache.memory_consumption=128
;opcache.max_accelerated_files=10000
これで、基本的なLAMPのインストールが終了です。 TT-RSSやGitea等、セルフホストのサービスを幾つか入れようと思ってます。