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パイ力がつきるまで・2
滞在先のチェンマイで入手を諦めていた、マイクロUSBのY字ケーブル(88バーツ)をひょんなところで見つけました。 ということこで、モバイル・バッテリー稼働時間テスト第2弾です。今回はラズベリーパイとルーターをバッテリーに繋げて時間を計測してみました。持ち出しルーターキット、ノマド・ルーター。ちょっと本番環境に近い感じで行ってみました。
Pi 3B + GLiNet Shadow AR-300M
Booted
23:01:01 up 14:10, 0 users, load average: 0.04, 0.01, 0.00
Reboot @ Mon Apr 1 22:50:19 +07 2019
14時間10分、と悪くはないかな。。
ラズベリーパイはイーサーネットケーブルでルーターと繋いで、バックグラウンドでgrafana/influxdb.telegrafを走らせています。スピードテストを入れ劣悪なネット環境をモニタリングする。
今のところWifiはオフ、電源関連の調整はしていません。ルーターはアクセスポイントリピーターとして動作しています。
パイの設定構築は未だ試行錯誤中なのですが、ちょっとインド行きが近づいてきていて、それまでに仕上げたかったのだけど、いろいろと寄り道をして、どーーも、、なんとも、大ハマり、なかなか前進しません。最終的にはパイをwifiアクセス・ポイント化し、ルーターはWireGuardVPNサーバー化。
となると、ちょっと電力的に辛そう、なんとか20時間ぐらいはもつぐらいでまとめたいと思ってるんだけど。Pi 3Bはオーバースペックかな、DualCoreで省電力ものとか無いかしらん。ちょっと他の小さいもの、NeoPiとかを物色中。(6月以降の宿題)
Pi zeroW + Shadow
そして、バッテリーが大きいが、ちょっとスリムダウンして軽装バージョンで試す。
Reboot @ Wed 3 Apr 08:53:54 +07 2019
09:01:02 up 10 min, 0 users, load average: 1.44, 1.04, 0.44
Reboot @ Wed 3 Apr 09:01:27 +07 2019
10:00:01 up 1 day, 58 min, 1 user, load average: 0.10, 0.25, 0.44
Reboot @ Thu 4 Apr 09:50:52 +07 2019
25時間10分
前回の単体テストで、Pi zeroWは50時間ちかく動作したので、消費電力はルーターと折半の形となりました。30時間を超えることを期待していたのだけど、思いの外ルーターの電力が多いのか、ギリギリ及第点かな。
状況はパイ3Bのテストと同じくバックグラウンドでgrafanaとinfluxdb、telegrafを走らせ、追加で、PiHoleと5分毎にMiの気温・湿度計よりBTでデーターを取ってきてます。IOTって面白いですね、Aruduinoとか気になり始めてます。Influxdbが割とリソース食いなんですよねぇ。。パイホールのコンソールとリソースモニターは以下の画像にて。
これなら、バッテリーを少し小さいものにしても半日は持ちそうな感じである。持ち出しも、まぁギリギリ良いかな。
ただ、ゼロパイは電力的には良いけども、ちょっと非力。これにnextCloudを入れたらちょっと、もっさり感が出始めた。
で、近々行くインドには荷物を少なくして行きたいので、Pi zeroWとShadowを持って行こうかなと思います。第3弾はインド(滞在1ヶ月半)にて。
充電
ちなみに、ルーター・パイをつなげたままモバイルバッテリーの充電を行ったところ、Nokia7+に付いてきたUSBファーストチャージャーをつかってだいたい7〜8時間くらいで充電完了しました。
毎日夜の間充電する形であれば、5,000mAhの小さいバッテリーでも運用可能ということか。。 バッテリーのついたUSB充電器が気になってるのだけど、、微妙ですな。。
出先での充電・放電サイクルをちょっと考えんと。
おまけ
インドの携帯通信サービスはかなりてんこ盛りで、28日間のプランで
- 電話はインド全土にかけ放題
- SMSは1日100通
- データー通信は1日に1.5GB
必要十分な量です。しかも、お値段なんと!
4週間、Rs.199 = 日本円で三百と十円です!
ルーター+携帯のテザリンで常時接続環境が通信量を気にせず使える。
ただ、電力事情が行くところによるけど、問題があったりするんですよね。。 今回の訪問先はタミル地域なので、原発のある州だし、、どうなることやら、、