ルーターにバージョン・アップの告知が出てました。Ver. 2.27から3.019へと0.749アップのメジャー・アップグレード。 すでに上位機種では採用になっているファームウェアなので、ためらいなく落として、アップデートしました。
再起動後、かなり見た目が変わりました。以前の設定画面は、いかにも、無骨なルーターという感じであったけども、今回のバージョンアップでちょっとだけ、おされに、モダンな感じになりました。
管理画面は11インチのMacBook Airでは表示される情報量が少なくて、少しキツキツな感じです。
そして、日本のアマゾンでも取り扱いを始めている(多分つい最近だと思います)ので、その影響もあるのでしょう、日本語にも対応しています。というか、グローバル化に力を入れているようです。翻訳に関しては、まぁ、ちょっと微妙ですかね。表示もなぜか、明朝だったりとするので英語で使ってます。余裕があったら、パッチでも送ってあげようかなと思う。
さて、機能的に沢山の項目をここで設定するようなデザインになっていないので、いたって簡易で、割と分かり易くまとまっていると思います、良い意味で初心者向け。ちょっと細かい設定はアドバンス設定(openWrt+LuCI)よりかなりイジれます。
Wireguardが追加
さて今回のアップデートですが、わたくし的に気になっているところは、Wireguardがこちらの簡易管理画面に入り込んできたということ。
もともとVPNルーターを作ろうと思ってこのルーターを手に入れたので、いろいろとリサーチしていた所でした。すごくタイミングの良いアップデート。
必要なソフトウェアもインストールされているようです。しかしながら、わたくし側にそもそもの知識がそんなに無く、日本語で説明を読んでも、英語で説明を読んでも、これはではチンプンカンプン。 ちょっと説明不足。もしくは、「ポッチとな」で始められるのか??接続先があるわけでは無いので試すこともできない。
ドキュメントもネット上にあるので、後ほど調べて設定をしてみます。
でも、Wireguardサーバーをルーターで動かすか、ラズベリー・パイで動かすかなど考えていたところなので、これで、ルーターに入れようと決心がつきました。
ルーターの横についている物理的なスウィッチも、できれば自分でカスタマイズできれば良いのだけども、VPN向けに変更されました。Wireguard/OpenVPNのオン・オフに割り当てられました。
暗号化されたDNS: DNS over TLS from CloudFlare
DNS情報も、アンドロイドを使っていたりすると、グーグルさんのめでたいDNSサーバーの8.8.8.8
に振り分けられているそうです。DNSへの通信は暗号化されていないそうで、筒抜け。WEBのhttpsと似ている、通信を暗号化したDNSをサービスするDNS over TLS from CloudFlare
もサポートされました。
ちょっと、グーグルから離れられる所は離れたいんですよね。。
アドバンス設定
さて、もっと細かい設定をしたい人はアドバンス設定から行います。ここからがこのルーターの売りでもあります。openWrt向けの管理画面 (LuCI)です。
アッピデート後も、こちらのアドバンス設定画面は変わらずシンプルな感じ保ってます。ボタンの枠に色がついたくらいで変更はなし。
いろいろと覗いてみたら、ファイワーウォールの設定がえげつないことになっているが。。。
そして、さらに玄人好みなのが、
openWrt
このルーターの最大の特徴、売りでもあります。openWrtがデフォルトで入ってます。ターミナルから侵入してかき回すことができます。
いろいろな要求に柔軟に応えてくれる、バランスのとれた、ルーターだなと思います。ちょっといろいろなことをルーターで試したい人には打って付けのルーターですよ。
日本での知名度はほとんど無いようですけれども、最近アマゾンさんより購入可能になりました。(画像よりリンクします)
黄色のちょっと容量が少ないタイプ。(でも、全然問題なさそう。値段もお安いし。黄色いのが可愛い。)
こちら豪華バージョン。ちょっと大きめですが、ギガビットイーサーネットが3ポート付き、Wifiも5GHzに対応しています。香港・深圳の本社ショッピング・サイトでも$70にて販売ですので、日本円での価格も優しく設定されてます。